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2020-1-6

郵便ポストが赤いのも電信柱が高いのも社長の責任

~社長だけが事業経営の全ての責任を負う~

 

創業者の黒田社長は、売上10億円弱のときにはじめて一倉ゼミに参加されたそうである。比較的順調に成長してきたが、10億円を前に一進一退が続き、これまで自信を持って経営してきた会社はなんとか黒字ではあるが、打開策を求めての受講だったと当時を思い出しながら話してくれた。

ビルメンテナンスで独立し、持ち前の営業力で得意先を開拓するトップ営業スタイルだったこともあり、さらなる成長に向けて進むには、幹部社員の脆弱さに不満を持っていたのだと、次のように話された。

「何であいつらは、俺の言うことがわからないんだ!」「幹部を変えてやろう、成長させてやろうと毎日怒鳴っていたが、成長させるための何かヒントはないか」とゼミに参加したというのである。そうしたところ、一倉ゼミの講座の中で、「郵便ポスト~」の言葉を聞いて、最初は「俺はしっかりやっている」「あいつらが・・・・・・」という気持ちばかりでなかなか素直には聞けなかったようだ。

しかし、先生は全ては社長の責任というし、正直納得がいかなかったから初日の夕方の質問時間に並んで、座った瞬間、凄い勢いで「冗談じゃない!社員に責任を押し付けて!バカヤロー、帰れ!」と言われたのである。さすがに黒田社長も「コノヤロー!」と思い、「もう帰ろうか」と一瞬考えたが、高い授業料がもったいないので2日目も受講していた。すると、先生は何もなかったようにニコニコしているし、「何なんだ」とも思っていたときに、いつまでも昨夜のことにこだわっている自分に気がついて、「自分は変わらずに、人ばかり変えようとしている自分を少し客観的に見られるようになった」と気づいたのである。

(一倉定の社長学 佐久間信司著 プレジデント社 より引用)

 

明けましておめでとうございます。経営環境が混沌としてきて、好景気を感じていた経営者も、現状からの方針転換が自社にも必要だと考え始める時期に突入してきたよう感じます。

そんなとき、自社の幹部に変革を求め転換への意見を出させる、あるいは、良い意見が出せないと叱り飛ばすか幹部のふがいなさ・愚痴をこぼす、または、「社員に期待する」という耳に優しい人材待望論にすり替えるような思考を取ってはいませんか。そんなすり替えをせず、経営者自らが徹底した行動改革の先頭になることが実は必要であるはずなのにです。

経営者自らが先頭切って自社を変える、方針転換を決定する、そして改革を始める、これは実は意識しないとなかなか出来ない。だから冷静になり客観性を持って実行始める必要があります。経営者だけが事業経営の全ての責任を負うことを肝に銘じ、先頭を切って初めてみましょう。今年の経営環境はますます変わって行きます。

 所長による経営随想コラム R0201号

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