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2020-2-3

段取り上手は周りを育て未来の仕事を創る。

仕事の手離れが悪い人がいる。いまの時代、スピードが命であるから致命的な欠陥だと考えたほうがいい。いつも仕事を抱え込んでしまい、バタバタしている。

何が原因か? 一言でいうと、「段取り」の拙さである。「段取り」とは、ゴールからの逆算である。つまり、先読みをして、事がスムーズに運ぶように準備や手順を整えることである。「段取り上手な人は、仕事上手である」という言葉がある。まさにその通りで、次の手順を心得ている。

STEP1 :仕事の「目的」を明確にする (何のために!そして成果と期限)

STEP2 :達成のための「手段と方法」をストーリー化する (複数のシナリオ)

STEP3 :事前準備を整える (関係者への根回し、道具の選択など)

「段取り」とは、仮説思考の実践だといえる。「仮説~実践~検証」のサイクルを繰り返すことによって、「段取り」の「勝ちパターン」が身につくといってもよい。

さて、「仕事の手離れ」をつねに意識して仕事をしている人がいる。経営者タイプの人は概ねそうである。

手離れには、二つの方法がある。一つは、仕事をさっさと片付けることである。もう一つは、仕事を他人に任せてしまうことである。

ベテランであればあるほど、仕事を他人に任せるのはそう簡単なことではない。なぜならば、自分のイメージ通りの成果を出してもらわないと困るからだ。・・・

ただ、いま、やっている仕事がこれから先もずっと自分の仕事だと思っている人がいるとすれば、その人は成長を考えていない人だと思う。成長を考えているとすれば、いつ手離れをさせるかを考えながら仕事をしているはずである。

「いつ、誰に、どのような状況をつくりだせば、手離れできるのか」を考えながら仕事をする。これがまさに「段取り」なのである。そのためには、つねに自分の仕事を言語概念化し、わかるように説明できるようにしておく必要がある。

人を育て(任せる)、未来の仕事を創っていくためには、「段取り」する力が求められるのである。

(経営の基本 岩長經世著 あさ出版より引用)

 

 

経営者には、「いつも忙しい経営者」と「時間に余裕がある経営者」がおられます。

必ずしも前者が有能な経営者とは限らないこと、そして、変化の激しい昨今は、後者でないとかえって必要な時に手が打てない事態を招いてしまうことも容易に理解できるのではと思います。それなのに、後者に成りきれない経営者も少なくないでしょう。

経営者の仕事とは、「周りを育て」「未来を創る」ことであり、現在の仕事に没頭することではない。わかっていても、人材がいないとか育たないとか、藪用が多いとか、出来ない理由で弁解している会社に未来があると思いますか。

一歩踏み出す行動のきっかけとして、「段取り上手」を目指してみませんか、未来へ続く会社とするために。

所長による経営随想コラム R0202号

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