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2020-5-11

凡事徹底による気づきが人を変える

一般的に、会社が同業のライバルから抜きん出て成長していくためには、他社と同じことをやっていては駄目だと言われます。たしかに、その通りでしょう。しかし、それはすなわち、「誰にも真似のできないような特殊なことをせよ」と言っているわけではありません。誰にでもできる当たり前のことでも、それを徹底することによって、一頭、抜きん出ることはできます。「凡事」を適当にやっているだけなら微差にしかなりませんが、それを徹底すれば微差は大差になるのです。
そもそも、仕事とは単純で単調なものです。傍目には派手に見える仕事でも、その本質は地味な努力の積み重ねにあって、突き詰めれば、たいていの仕事は退屈なものでしょう。ところが、短期間で儲かりそうな「非凡」を求めるがゆえ、凡事がおろそかになって、結果として何も得ることがない。世の中には、そういう失敗が多いのではないでしょうか。変哲のない凡事も、徹底すればやがて非凡になるのです。
また、凡事は徹底することによって、多くの「気づき」をもたらします。最もわかりやすいのは、自社や自分を客観視できるようになることでしょうか。
(大きな努力で小さな成果を 鍵山秀三郎著 育鵬社)

全てがコロナ一色となった感が続いている5月、皆様どうお過ごしでしょうか。
医療の問題として収束しなければ経済の問題には取りかかれない、まだそんな現状であるかも知れません。そんな中でも既に経済的に大変な打撃を受けている方、現状ではそれほどまではまだ影響を受けていない方、業種業態によっては様々な状況にあるも、少なからず、時期をずらし全ての業界で大きな影響を受けることは可能性の低いものではありません。なんとかなるだろうとか、生き残りをかけての差別化が必須だとか、もう廃業すべきではないのかとか、気持ちのおき方も様々かも知れません。
こんな時期、経営者としてはどんな順番で何を行うべきでしょうか。
まずは今後2年間の資金繰り対策、固定費削減・助成金などの活用による生存対策を最優先に行った上で、自社の事業そのものを見直し再考して頂きたい。今までの環境を一変させる変化が短期間に起こった現状を直視し、必要とされるビジネス自体も大きく変わっていきます。そんなときは、奇抜なことを考えるのではなく、「凡事徹底」の姿勢をもって日々の仕事をまず真摯に取り込む、自社や自社の環境を客観視していく、今はこの方が有用です。そしてそこからの「気づき」で、変化すべき自社の進むべきビジネスが見えてくるのではないでしょうか。
さて、実はこれからが本番です、冷静に柔軟に選択肢を持って取り組んでいきましょう。

所長による経営随想コラム R0205号

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