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2021-2-3

社長の性格と新事業

~自分の性格に合わない事業には、手を出さないほうが無難である。~

 新事業といっても業態が大きく違ったり、技術的に未知なものにいきなり飛び込んだり、社長の性格に合わなかったりすると、どうもうまくいかないケースが多い。
 人間というものは、急に大きな意識革命をしようとしても、なかなか一気にはできない動物らしい。過去の経験や考え方が障害になってしまうのである。性格も急には変えるわけにいかない。
 とするならば、そのような大きな意識改革を要するものや性格に合わない事業には手を出さないほうが無難である。何も自ら苦手の分野に乗りこんで苦労することはない。自らの企業の特質を生かす事業、自らの性格に合った事業を見つけるべきである。

(一倉定の社長学第4巻「新事業・新商品開発」日本経営合理化協会より引用)

 緊急事態宣言がさらに延長された環境下、自社の事業の先行きが不透明で打つ手がわからない経営者、なんとなく売上が戻ってきて安堵し始めるが何も手は打ててない経営者、どちらも心配されているのではないでしょうか。
 変化していく環境下で多くの情報を得ることは経営者にとってとても重要です。ただし、その様々な情報に振り回され、何かをしなければと焦るあまり自分の不得意分野にいきなり手をつけることが本当に効果的効率的と言えるでしょうか。
 今回のコラムは新事業の話ではありますが、コロナ対策にあっても同様なことが言えるのだと思います。
 行動手順はあくまでも、観察・分析・判断が基本。①事業の現場で問題点を発見する(観察)、②その原因を推測し現場で事実を確認する(分析)、③その対策を短期または長期で講ずる(判断)といった手順に従い、経営者自身で納得できる改善ないしは改革から手を付け始めることで、より安全な方向に進むことに繋がるはずです。
 今、環境は変化していますので、何もしない選択肢はありません。最初に手を付けることは、奇をてらう改革ではなく、我が社の足元を見て発見した自社に必要な、そして経営者の性格に合った改善・改革から始めることです。
 より良い会社を目指しましょう。

所長による経営随想コラム R0302号

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