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2021-4-6

幸福には優先順位がある「幸せの三段重理論」

 さあここで、有史以来、多くの人が頭を悩ましてきた「幸福とは何か」の問いに、本書ではたった10秒で答えを出してしまいましょう。ドーパミン、セロトニン、オキシトシンが十分に分泌されている状態で、私たちは「幸福」を感じる。つまり、脳内で幸福物質が出た状態が幸せであり幸福物質を出す条件というのが「幸せになる方法」であると言えます。・・・
 つまり、私たちが普段感じる「幸福」は、セロトニン的幸福、オキシトシン的幸福、ドーパミン的幸福に分類できるだろうということです。
 セロトニン的幸福とは、一言で言うと、健康の幸福。心と体の健康です。
 オキシトシン的幸福とは、つながりと愛の幸福。友情、人間関係、コミュニティへの所属などの幸福です。
 ドーパミン的幸福とは、お金、成功、達成、富、名誉、地位などの幸福です。
・・・
 「健康」「つながり」「お金、成功」。その全てが手に入ればいいなあ、とあなたも思ったはずです。しかし、「3つの幸福」の全てを手に入れている人は非常に少ない。なぜでしょう? それは、「3つの幸福」を得るためには、「優先順位」があるから。そして、ほとんどの人がその優先順位を間違えているから、幸せになれないのです。
 ズバリ結論から言いましょう。
 セロトニン的幸福 → オキシトシン的幸福 → ドーパミン的幸福の順番。これが正解です。ドーパミン的幸福は一番最後です。この順番を間違えると、幸福になるどころか、むしろおもいっきり不幸になる可能性もありますし、私はそうなった人を山ほど見ています。

(精神科医が見つけた3つの幸福 樺沢紫苑著 飛鳥新社 より引用)

 最近のコロナ禍にあって、核となる真面目な社員が精神疾患で病んでしまうケースを結構、見聞き致します。そして周囲もどうしたら良いか悩んだりしています。そんな中、ある精神科医の書籍に目が留まりました。タイトルから本当なのかどうかはわかりませんが、悩む人には一つの方法論かと感じ今回紹介することとしました。
 仕事の達成を最優先にしていて病んでしまった社員を管理者はどうすべきだろうか。
 筆者は、3つの脳内物質を取り上げ、最初にドーパミン的幸福を目指すのではなく、まず、セロトニンが分泌される「爽やか、リラックス」の状態を全ての基礎におき、オキシトシンが分泌される「繋がりによる安心感」の状態を盤石にしてから、最後にドーパミンが分泌される「成功や達成」を目指しがんばるという三段重理論を明示しています。この優先順位は間違うとメンタル疾患や身体疾患に陥る、不幸を招くと説明しています。
 我が社の大切な社員を誰一人病気にさせないために、著者である精神科医の理論を社員と共に実践してみることも有用なのかも知れません。
 コロナ禍の中、もし社内に心配な空気を感じたとき、順番として、社員の健康を最優先で考えてみる、家族友人や職場の繋がりを大切にする環境に構築してみる、その上で仕事の達成・成功を目指す組織を考えるとする手順が解決策へと繋がるように思います。

所長による経営随想コラム R0304号

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