コラム・動画配信
2024/09/09
中小企業経営者に必要な3つの視点
中小企業経営者にとって必要な視点である「ヒト・顧客・ビジネスモデル」とはいったい、どのようなものなのでしょうか。
最初は、「ビジネスモデル」からです。これは、ズバリ、「あなたの会社が儲かる仕組み」のことです。他社と比較して飛び抜けて尖っている部分であったり、「そんな儲け方してるなんてズルい」と他人から羨ましがられるような、あなただけが持っている儲けの秘密、秘訣、構造式のことです。
そして次に、「顧客」。これは、あなたの会社のお客様そのものという意味もありますが、そのお客様に購入していただく仕組みという意味で、「あなたの会社の、売れる仕組み(=マーケティング)」のことです。今の時代、マーケティングのセオリー(=基本)は、ほぼ決まっていると考えてよいです。その意味では、一番取り組みやすいテーマとなります。
そして、最後に、「ヒト」ですが、これは、あなたの会社の「儲かる仕組み(=ビジネスモデル)と売れる仕組み(=顧客=マーケティング)を動かす仕組み」です。
実は、このヒトの部分が企業にとっては一番難しい部分なのですが、これがないと会社は儲からない仕組みになっています。「ヒト」とは、「儲かる仕組み」と「売れる仕組み」を「動かす仕組み」と位置づけられるからです。
実は古い本で、友人が10年以上前に出された本が出てきて、読み直したものです。
なんだ、一般の話ではないかと思われるかも知れませんが、インフレ環境の現状では、改めて大切な基本のように思います。例えば、我が社の「ビジネスモデル」は明確になっていますか。「儲かる仕組み」のことでしたね。明確ではない、あるいは持っていない場合には、作り上げる具体的な手順が次のように紹介されています。
1.他社観察:他業界のビジネスモデルの多くを観察すること。中小企業のビジネスモデルは、「既存と既存の組合せ」以外にはないと著者は言い切っています。
2.自己分析:自分の会社が儲からない理由を100個紙に書き出すこと。最大のハードルは100個書き出す作業であり、課題を真剣に考える気づきとなる結論です。
3.判断実行:手元に出来上がったオリジナルの「お宝リスト」となり、これを一つ一つ潰すこと。我が社の「ビジネスモデル」が出来上がっていく瞬間となります。
収益悪化の悩みが大きいと、どうしたら良いか自分を見失いかけてしまう状況に陥りますね。そんなとき、機械的に手順通りにやってみることで、冷静に自社を見直せる、著者の言う「我が社のビジネスモデル」を作り上げる、そんなことから始めることも有効のように思います。答えは自分の中にあると言うことです。
ビジネスで、経営者の楽しむ姿勢を見せなければ、社員のモチベーションが上がるはずがありません。また、中小企業にとって、有効なビジネスモデルは多くあるはずです、悩んでいるようでしたら私どもとも一緒にやってみましょう、前向きな行動に変えることができるはずです。
最初は、「ビジネスモデル」からです。これは、ズバリ、「あなたの会社が儲かる仕組み」のことです。他社と比較して飛び抜けて尖っている部分であったり、「そんな儲け方してるなんてズルい」と他人から羨ましがられるような、あなただけが持っている儲けの秘密、秘訣、構造式のことです。
そして次に、「顧客」。これは、あなたの会社のお客様そのものという意味もありますが、そのお客様に購入していただく仕組みという意味で、「あなたの会社の、売れる仕組み(=マーケティング)」のことです。今の時代、マーケティングのセオリー(=基本)は、ほぼ決まっていると考えてよいです。その意味では、一番取り組みやすいテーマとなります。
そして、最後に、「ヒト」ですが、これは、あなたの会社の「儲かる仕組み(=ビジネスモデル)と売れる仕組み(=顧客=マーケティング)を動かす仕組み」です。
実は、このヒトの部分が企業にとっては一番難しい部分なのですが、これがないと会社は儲からない仕組みになっています。「ヒト」とは、「儲かる仕組み」と「売れる仕組み」を「動かす仕組み」と位置づけられるからです。
(あさ出版 お金をいただきながらお店をよくする仕組み 松川幸広監修 より引用)
実は古い本で、友人が10年以上前に出された本が出てきて、読み直したものです。
なんだ、一般の話ではないかと思われるかも知れませんが、インフレ環境の現状では、改めて大切な基本のように思います。例えば、我が社の「ビジネスモデル」は明確になっていますか。「儲かる仕組み」のことでしたね。明確ではない、あるいは持っていない場合には、作り上げる具体的な手順が次のように紹介されています。
1.他社観察:他業界のビジネスモデルの多くを観察すること。中小企業のビジネスモデルは、「既存と既存の組合せ」以外にはないと著者は言い切っています。
2.自己分析:自分の会社が儲からない理由を100個紙に書き出すこと。最大のハードルは100個書き出す作業であり、課題を真剣に考える気づきとなる結論です。
3.判断実行:手元に出来上がったオリジナルの「お宝リスト」となり、これを一つ一つ潰すこと。我が社の「ビジネスモデル」が出来上がっていく瞬間となります。
収益悪化の悩みが大きいと、どうしたら良いか自分を見失いかけてしまう状況に陥りますね。そんなとき、機械的に手順通りにやってみることで、冷静に自社を見直せる、著者の言う「我が社のビジネスモデル」を作り上げる、そんなことから始めることも有効のように思います。答えは自分の中にあると言うことです。
ビジネスで、経営者の楽しむ姿勢を見せなければ、社員のモチベーションが上がるはずがありません。また、中小企業にとって、有効なビジネスモデルは多くあるはずです、悩んでいるようでしたら私どもとも一緒にやってみましょう、前向きな行動に変えることができるはずです。
所長による経営随想コラム R0609号